トカラノコギリクワガタ
学名:Prosopocoilus dissimilis
elegans
「エレガンス」という学名からもうかがい知れるその美しさは、
・・・・・まだのようですな。
悪石島産トカラノコ幼虫6頭を入手。飼育記スタートです。
breeding
2010年4月
昨年の秋に菌糸カップに入って送られてきたセレブリティーな彼ら6頭の内4頭は、残念ながらグチャグチャ発酵マットに強制お引っ越し。その落ち幅に申し訳なくも思いましたが、所詮ムシでした。とても元気なようで安心です。大きめの2頭はプリンカップ860で菌糸です。とりあえず目標は大歯型。本種に限った事ではありませんが、飼育温度はだいたい16〜22℃くらいで管理しています。活動を止めないようにエアコンで部屋ごと暖めるのですが、僕の部屋は8畳なので18℃設定で十分です。もっとも、真冬はほぼ24時間体制ですけどね。
2月に一度エサ換えをしたところ、最大は11g。順調にいけば大歯はカタそうです。ひひひ。
2010年7月
さて、死んでしまった1頭を除く5頭が4♂♂1♀で羽化しました。♂は62,56,56,48mm、♀は36mm。
62mmはちょっとハネが出ちゃいました。頭も小さくあまりかっこよくないので、種親にするかは微妙ですなぁ。ま、今すぐブリード出来るわけではないので来年また考えます。中之島産への鞍替えも検討中ですし。
どちらにしろ、ここはしばらく更新されない雰囲気がめちゃめちゃ漂ってます。
2011年10月・追記
結局♂62mmと♀36mmをペアリングし、得意のノコセットに投入。
・・・が、キレイにすべってしまいました。あーあ。
ということで新たに入手した中之島産5頭がやっすい菌床ですくすく幼虫生活。次回の更新は来年だっ!
2012年1月
来年になった!ので更新です。8月中旬からヒラタケ850ccで5ヶ月近く引っ張っておりました。1頭暴れ始めたので、機を逃す前にサッとエサ交換です。銘柄は不変、バンブーのヒラタケで1100ccに投入します。
割り出した結果、最大は17.2g。いいねぇ〜!70mmは確実に超えるでしょ。いいわぁ〜。こんなでかいノコギリの幼虫、はじめてです。いわゆる「頭楯の出るノコギリは簡単」というヤツでしょうか。
ヤエノコもかなりイイですし、今年の夏は楽しみだ!わくわく!!
2012年10月
♂は2頭だったのですが、1頭死んでしまい、65mmで羽化したもう1頭も長く持ちませんでした。♀36mmだけ越冬中ですが、来シーズン以降のブリードはしない方向で考えています。いつか復帰したい・・・。