コクワガタ

学名:Dorcus rectus

毎年のように近所の林で採集するコクワ。自己最高は48mmで、ギネスは54mmくらいだったと思います。
48mmでも十分でけぇと思ったのに、54mmってどんなのよ?
採れそうにないので育ててみよう!と思うんですがどうでしょうね。


breeding

2007年7月

前年に仕込んでいた菌糸瓶のコクワが羽化してました。
すげーちっちゃいのが出てくると踏んでいたのですが、思ったより大きくなってて♂は44mm。♀も30.5mmと結構大きい。マットはやったことありませんが、コクワは菌糸瓶が無難だと思います。

成虫の飼育に関して。
2年は生きます。上手に飼えば3年くらい生きるかもしれませんね。まともに管理をしていないので、もしかしたら3年以上ひっそり生き延びてるヤツが温室のどこかにいるかも。
エサの減りが悪く、きたなく散らかすだけで困ってしまいます。そこで役に立つのがカブトムシです。どんなエサでもスグ空っぽにしてくれます。カブトはもうこのために飼ってるようなもんです。エサを消費するために虫を飼うとは本末転倒ですが、これで泣く泣くゼリーを捨てることはありません。



2007年8月

我慢できなくなりまして、「羽化して1ヶ月以上経ってるしな」っちゅーことでペアリング開始。
プラケ小にクヌギ材1本を適当な発酵マットで3分の2くらい埋めたセットに、先日羽化した♂44mm♀30.5mmを一緒に入れます。エサは30gの普通のゼリーを1個。適当です。

まあでも自然界よりマシでしょ。



2007年10月

コクワをセットしたの忘れてました。さて割り出します。すると、・・・
たった7頭・・・。しかし結構楽しかったんです、これが。「何が?」って言われても困っちゃいますが、食痕だらけの産卵木から意外と大きくなってた幼虫が転げ落ちたりとか、ケースの底から見える幼虫とかが、僕をフワっと癒してくれるわけです。世間の人から見れば、

「イモムシで癒されるの? 友達いるの? こっち来ないでね」

とか言われそうなところですが、画面の前のアナタ。アナタなら解ってくれるはずです。

「解らない」は聞きませんよ。
「解かる」ってのも、どうかと思うけど。



2008年7月

菌糸瓶のコクワが羽化。最高は、♂48mm、♀30mm。
ギネスは遠い。画像が残っていないあたりに、やる気のなさが表れていますね。



・追記

ここ数年コクワが採集できず(!)、累代も出来てません。
しばらくお休みです・・・。