ウェザーストリップの交換

ノーマル、コンバーチブル、そしてTバールーフ。Z32のルーフには様々なバリエーションが存在します。
その中で大半を占めるTバー(僕のもそう)ですが、これが曲者でして、無駄につぎはぎの多い構造ゆえ雨漏りの元凶となっています。僕のZも以前から運転席側が少々漏れていましたが、しばらくタオルで凌いでおりました。

が、近頃は滴る水も
まあまあの量になってきていますので、そろそろ手を打とう、ということでウェザーストリップの交換を行います。


注文したウェザーストリップは2種類です。
ひとつは、Tバーとドアガラスが接する面を担い、Tバーのパネル側に装着する短いもの。もうひとつは、Aピラーの根元からTバーの縁をコの字に囲う、ひしゃく型の長いものです。

たかがこんなゴム2本を揃えただけで軽く2万円以上の出費。
もっとも、この先まだまだ値段は上がっていくでしょうし、まだ部品があるだけマシなのかもしれません。とはいえ、いつか助手席側もやらねばならない日が来るというのも分かってはいますが、今のうちにストックしておこうという気にもなれずにいます。


それでは交換作業に移りましょう。
いくつかのビスを外し、バババッとウェザーストリップを取り外します。取り外しはそんなんでOKですが、取り付けは丁寧に行いましょう。溝にキッチリはめ込まないと、修理どころかダダ漏れてしまいかねません。

Tバーのパネルの方はちょっとやりにくいですから、作業後はよく確認しましょう。


さて、本来なら新しいウェザーストリップに交換した後は、ガラス位置の調整をしなくてはなりません。実際この段階で水をかけると、
焦るくらいの漏れ方を見せます。しかしガラスの調整は大仕事。とぉっても面倒ですので、とりあえずゴムにアタリがつくのを待ちます。


数日後、放水し再度テストしてみると・・・


なおった!!!


ようやく、雨の日でも濡れない普通のクルマになりました。