キーレスエントリー取り付け

もー、古いクルマはイヤですねえ。いまどきドアに鍵ブッ刺してガチャガチャやってる奴なんて滅多に見ないですよね。
カッコつけて颯爽とフェアレディZに乗り込もうとしても、一度ドアの前に立ち止まって「ガチャガチャ」。

だ、ださいぞ・・・。

これは、どう考えてもキーレスシステムの導入が必要ですね。
じゃあ付けましょう。

やふオクを覗けばこれでもかと言わんばかりにキーレスが出品されてます。Zには純正で集中ドアロックがついているため(当たり前)、大まかに言うと必要なのは
キーレスシステム本体と、アクチュエーター(ドアロックモーター)の2つ。便利な時代ですよ。家でパソコン叩くだけでそれらが勝手に家までやってくるんですから。
送料など含めても合計で\5000もかかりませんでした。



超きたねェ スピーカーもボロボロ

それらを取り付けるために、まず運転席ドアの内張りをバキッとはがします。それっ!!はがれました。やり方はFALCONさんが詳しく説明してくれています。僕のZは平成2年の初期型なので、ドアにシートベルトユニットが付いています(写真右側の青いヤツ)。中期以降のZ32オーナーさん達は、ドアにベルトユニットがないため、そこのスペースを活用してキーレス化しています。というのも単にスペース上の問題だけでなく、その付近にロック用のロッドが存在するからです。
でも、僕のZではそのスペースが使えそうにない。


そもそも、Z32のドアロックがどうなっているのかと言うと、

ロックレバー(室内)
↓↑

ワイヤー
(ドア端まで数十cm)
↓↑
ロッド(短い&見えない)
↓↑

ドアロック部
(実際に施錠・解錠を行う部分)

という感じで構成されています。本来ならばロッドにアクチュエーターを連結させるのが定石のようなのですが、なんだか出来そうにありません。そこで、別にロッドにこだわる事もないか、と思いきってワイヤーをアクチュエーターで動かす事にしました。

この場合の問題は、ワイヤーがグニャグニャ曲がってしまってアクチュエーターの運動がドアロック部までうまく伝達できないこと。いくらボタンを押しても
中でワイヤーが踊るだけの虚しい結末を迎えることになってしまいます。そいつぁ是非とも避けたいわけですが、大した問題ではなく、曲がらずにうまく伝達できそうな位置を探して、ちょいと何かでワイヤーを支えてやれば解決します。


はじめてココ開けた かんたん

アクチュエーターを設置したら、次はキーレスユニットの本体を取り付け。説明書(ほとんど文字が書かれていないシロモノ)通りに配線してゆきます。非常に安価で落札できた割に、ハザードアンサーバックまで出来るのだから素敵。しかも、あらかじめダイオードも付けてくれているので、そのままハザードのコネクターの裏に繋げるだけでOKというお手軽っぷり。

そんなこんなで、思っていたよりも安く早く完成しました。


一応ドアロックという事で、生意気にも取り付け後の写真を掲載しないことにしましたが、「実際にやってみよう」という人には文字だけでも十分伝わるかと思います。というよりも、
やってみればわかります


取り付け自体は、そう難しい作業ではありません。一番大変なのは間違いなく、
重い腰を上げること
いざ始めてみれば、意外にもあっけなく終わります。