オルタネータ交換

世界広しと言えど、オルタネータを交換するためだけにジャリ駐に敷くコンクリート平板を買って平面を確保し、ガレージジャッキやリジッドラックを注文して何万も費やし、欲しかった自転車を泣く泣く諦め、埃まみれで生傷だらけになる道を選ぶ男、否、なんてのはそうそう居ますまい。
とにかくこれで、予備バッテリーを常備せねばならない程おっかねぇ状態からは脱却できるわけです。以前のように、なんの気兼ねもなくZをドライブ出来るわけです。それを思えば、
カードの明細を見た母ちゃんにブッ飛ばされる事なんて屁でもないわけです。


まずは交換前の電圧測定。アイドリングで・・・12.7V!?
おいおいウソだろ・・・ヘッドライト点灯で・・・11.4V!?
ひえぇー(汗)、マジすか・・・2000rpmなら・・・13.6V・・・。

少なくとも1Vは足りないです・・・。


一通りショックを受けた所で、交換用のオルタネータを調達。Z32先進国アメリカから180AMP(!)で$175.00(!!)というデンジャラスな逸品をお取り寄せ。ある意味賭けです。ダメなようならすぐにリビルト品にでも換えてしまおうと思います。たぶん大丈夫だとは思うんですけどね。こんなときばかりは円高もありがたいモンです。送料とかも思ってたより安いし。

まずは交換前の情報収集をと思って調べてみても、ネット上にZ32のオルタネータ交換なんてマニアックな情報はほとんど無く、結局「とりあえずやってみる」ことに。まぁ外してくっ付けるだけだしね。他車種の交換作業を参考にして、バッテリー外したら何も考えないでレッツ・ジャッキアップ。
・・・・・
地上高が低すぎて皿を当てるポイントがよく見えない・・・
・・・助けて(汗)


いざ下に潜ってみると、オルタネータはこんなふうになっています。この写真はフロント側から撮影したもので、写真右上に写っているのがラジエーターのロア側のホース、左下に写っているのがスタビライザー。
まずスタビを固定しているボルト4本(14mmかな)を緩めてスタビをずらし、スペースを作ります。ロアホースもずらした方がやりやすいです。取り外しの前に、オルタネータからはカプラーが1個と配線が2本はえていますから、これらを外しておきます。

その後、赤マルのアジャストボルトでファンベルトを外し、次にオルタネータ上側のボルト・ナットを外します。上側のボルトは写真では見えませんが、プーリーの上、赤矢印の奥にあります。


ちなみに僕のクルマでは、この上側のボルトが
半分すっぽ抜けていました。理由は不明。部品・設計が欠陥だったのか、ウ○コみたいな整備士がやりやがったのか、どちらにしろ恐ろしいです・・・。
ナットはどこかへ消し飛んでいるので、日産でボルト・ナット・ワッシャーを一式注文。補機ベルトも頼んどこ。
あーあ。1日で終わるはずだったのにさ。


部品を入手して再開です。ボルト1本、ナット1個、ワッシャー2枚で千円くらいでした。

新旧、見た目の比較。
新しいオルタネータはプーリーが若干小径です。出力を稼ぐには良いんだろうけど、そこの負荷は増えそう。そのためか、プーリーを止めるナットが純正よりデカいです。それ以外は外見の差異はほとんどなし。
新しい部品はピカピカで気持ちいいですね。



じゃ取り付けましょう。知恵の輪みたいに元の場所へハメ込みます。
ここで早速問題が。例の上側のボルト。
全ッッッ然はいらない!もうウソみたいにはいらない!!
何度差し込んでも、どう位置をずらしても、写真赤マルの位置までしか入ってくれない。結局コイツに2〜3時間も費やす大惨事に。こりゃエセ整備士も諦めるワケです。

もうメチャんこ疲れまして、翌日はシップ男になってしまいました。介の字張り。


カプラー挿して、ベルト張って、スタビ戻して、バッテリー繋げて、エンジン・・・かかった!よかった〜。
っと、まだよくない。
肝心の電圧測定をおこないましょう。どうなったかな。

エンジン回転数 負荷 交換前 - 交換後
0rpm(走行後に停止) - 12.0V 12.6V
アイドリング - 12.7V 13.9V
ヘッドライト点灯 11.4V 13.9V
2000rpm - 13.6V 14.2V
ヘッドライト点灯 12.0V 14.2V


いいっすねー。
負荷をかけた時の落ち着きっぷりがいいっすねー。男前。
やっぱりこうやって数字になって結果が表れると「やった感」があります。

2000rpmでもう少しがんばって欲しい気がしますけど、アメリカの製品だからもっと上の回転域で発電する特性なのかもしれませんね。近所迷惑なので今回は2000rpmで止めときましたが、機会があれば、どこか広い所で2000rpm以降のテストをしてみたいです。



多分やらないと思いますけど。