ホイール簡易塗装

2000年4月、まだ小学生だった頃のことですが、栃木県のツインリンクもてぎに全日本GT選手権を観に行きました。お目当てだったカルソニックスカイラインは途中でリタイアしてしまったのですが、優勝したロックタイトカラーのGT-Rがもうめちゃくちゃカッコ良くて、以来とても大好きな憧れのレーシングカーの一台です。

そのロックタイトゼクセルGT-Rが履いていたのが黒いTE37。派手なボディカラーを引き締める渋いホイールに、メガネをかけた小学生は首ったけ、以来忘れることない憧憬を低予算で再現します。


手持ちの中からベースに選んだホイールは、17インチのIMPUL RS。シンプルで力強く時代に流されないデザインは、奇しくもカルソニックスカイラインがかつて採用していたものです。
これに新聞紙とガムテープ、マスキングテープなどで下準備を施したらじいちゃんに軽トラ借りて、畑の脇、じゃなかった、
特設塗装ブースへ搬入。




住宅街を離れたら、思い切ってスプレー塗料で塗装してゆきます。今回は黒の塗装ですから、あまり気を遣わず、塗り残しのないように一気に仕上げます。本来ならばこの上にクリア塗料でコートするべきですが、お得意の「
遠目に見る仕様」なのでこのまま乾燥させてオシマイ。一部が梨地になってしましましたが、黒だからあまり目立たないでしょう。そもそも他人の車のホイールなんて、そんなに凝視しませんしね。


早速クルマに装着してみましょう!


 

良い!
Z32はどうしてもチャラい軟派なイメージの拭いきれない車なので、渋い硬派なパーツで引き締めるとバランスが取れますね。