ドアロックアクチュエーター交換

低年式ながらも一応キーレスくらいは付いている我がE36 320i。
しかし、右後ドアのロックが開いたり開かなかったり気まぐれでした。それだけならまだ見て見ぬフリが出来たのですが、しまいには運転席までもが怪しくなってきたので(打率5割くらい)、渋々対策に乗り出します。開かないだけならまだしも、閉めたつもりが閉まってないってのが何より恐ろしいからね。


どうせアクチュエーターがダメなんだろう、とロクに調べもせず当てずっぽうで部品を注文。OEMの比較的お手頃なものを購入しました。部品が来たらさっそく内装をバラしにかかります。
ドアノブまわりの外せそうなものをばんばん外して、内張りの端の方から割らないように力任せにグイグイいきます。隙間から中をのぞいて、引っ張っても大丈夫かどうか確認しながらバキバキやる感じです。伝わるかな。

オモテのパネルを外すと、中にもう1枚の黒いパネルがブチルゴムで接着されています。全部剥がすか、部分的に剥がすかはお好みで。

ドアの中をごちゃごちゃ探っていくと、このようにアクチュエーターが出てきます。簡単に書きましたが、僕は少し苦労しました。文章で表すのも難しいのですが、アレです。やってみれば分かります。・・・ホント参考にならなくて申し訳ないです。
コネクターは画像のようなスライドさせるタイプ。国産車の情けないコネクターとは一味違い「ECUかよ」ってくらいガッチリしててステキです。


作動を確認したら元に戻していきます。途中、ところどころスポンジが劣化して剥がれていたりするので、すきまテープなどを活用してテキトーに補修。

内張りパネルをしっかりはめ込んで完成です。




右後ドアも同様に修理。
フロントで苦戦した分、比較的ラクにできました。

どうでもイイんですけど、意外とドアの中がキレイで驚きました。Z32のドアの中はかなりホコリまみれだったのに。まあ、コッチのほうが新しい(といっても1998年式)ですからね。

完成〜。

これでようやく、
リモコンで施錠したあとに運転席だけ手動で再施錠するという謎行動をしなくて済みます。